さよなら、落ち武者マーシュ

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マーシュというのは、アメリカの野球チーム、エンジェルスの選手だ。
まだ23歳と若く、真面目な好青年という感じで私は好感を持っていた。

ところがこのたび、彼がトレードでエンジェルスを去ってしまったのだ。
突然のことで驚いた。
残念だけど、致し方あるまい。

そのマーシュ。
「好青年」と書いたけど、その風貌はあまりにHAIRLY、毛むくじゃら。
チューバッカとまでは言わないが、伸び放題のひげと髪。
だから本当の姿はよくわからないのだ。

帽子を脱ぐと頭に白っぽい鉢巻状の布を巻いている。
その姿が長いざんばら髪の落ち武者を思わせるので、家ではいつも「落ち武者」と呼んでいた。

ある日の試合で、マーシュは2塁から3塁に激走していた。
途中でヘルメットも飛ばしてしまう激走ぶり。

その姿が「落ち武者が浴衣の裾も襟もはだけて裸足で必死に敗走しているの図」に見えた。
勝手に妄想してごめんね、マーシュ。

新天地での活躍を期待してるよ。

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2022/08/02

久しぶりにがん検診

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                  多摩川の花火大会

以前、新聞に「新たにがんを治療する人が減った」というような見出しの記事が出ていた。

私は、
「えっ、がんにかかる人が減った?  そんなことあるの?  素晴らしいニュースだな」
と思った。

しかし、記事をよく読むと全然いいニュースではなかった。
むしろ悪いニュース。

つまり、コロナのためにがん検診を受ける人も、病院に行く人も減ったため、がんの発見が減ったということなのだ。
だから今後は進行がんが増えるのではないかとの予測であった。

確かに。
私もコロナ以前は毎年受けていた健康診断もがん検診も、今は受けていない。
だって、コロナにかかったら嫌だから。

先日、第6波が静まったときに、久しぶりに友人と会った。
そうしたら、
「大腸がんになって、5月に手術した」
と言うではありませんか!

私は驚愕した。
身近な人の罹患は衝撃を受ける。

時々、ラインのやり取りはしていたのに、何も聞いてなかったから。
幸い、転移もなく、抗がん剤治療もしていないので、普段と変わらない様子だったのでひとまず安心。

私が「この頃、がん検診を受けていない」と話すと、彼女は、
「検診は受けたほうがいいわよ」
とのアドバイス。
震えあがった私は、即、検診を受ける決心をしたのだった。

とは言いながら、彼女は大腸がん検診を受けて、出血の反応があったにもかかわらずほったらかしていたとのこと。
それ、検診を受ける意味なくね?!

ま、それはさておき、私はすぐさま手続きを開始しましたよ。
一気に大腸、胃、乳、子宮がん検診を区に申し込んだ。
本当は真夏の暑いときは避けたかったんですが、秋冬まで半年延ばすのが心配で8月に検査することにしました。

がん検診を受けるのは簡単ではない。
苦痛を伴うし、それなりに大変ですよね。
でも、進行してからの手術や治療のほうがもっと大変だろうと思って我慢して受けています。



















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2022/07/28

私は周回遅れだった

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新しい書道教室は、私とほぼ同年代の女性たち5~6人が受講していた。
皆さん、親切な人ばかり。
安心した。

私が驚いたのは、皆、半切(はんせつ)に書いていたことだ。
半切というのは35×136センチの大きい紙のこと。

皆さん、そこに漢詩や、仮名などを書いていた。

私の以前の教室では半切に書いたことがなかった。
半紙のみ。
半紙に漢字4文字のみを延々と書き続けていたのだ。

つくずくと、
「私は周回遅れだったんだな」
と情けなくなった。

「私、半切に書いたことありません」
と言ったら、みんなに驚かれた。

先生が、
「じゃ半切に書いてみますか?」
と聞いてくれたので、書くことにした。
ことほど左様に先生はフットワークが軽い。

とはいえ、まずは紙を用意しなければならない。
おすすめの紙を教えてもらって、書道用品の店に買いに行った。
半切用の大きい下敷きもいる。
硯では小さいので、墨池も買った。
大きい落款もいるので用意した。
これまで落款を押したことがなかったので、押し方を教わった。

今は月によって行書、隷書、詩文書、かなと色々な字を書いている。
用紙も半紙、半切、半切の3分の一と3種類の大きさに書いている。

今まで知らなかった世界が目の前に広がった。
これまで何年も書をやってきたのに、また新しい旅が始まった気分だ。






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2022/07/25

新しい書道教室に入った

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                     京都植物園

これまで習っていた教室を辞めたことは書きました。

そして次の教室を探したわけですが、これがかなかなか難しいんです。

通いやすい場所か、月に何回か、月謝はどのくらいか、色々なポイントがある。
しかし一番肝心なのは「どんな字を書く先生なのか」です。

教室紹介のHPなどを見るとその先生の作品が出ているけど、たいていは「どやっ!」って感じの、読めないような頑張った作品が出ている。
しかし、私が確認したいのは、ごく普通の楷書や仮名。
それをどんな風に書いているかを見たいのに、そういう字はほとんど出てないんです。

そもそも、書道の世界はだいぶアナログらしく、HPがない教室もたくさんある。
そうなると確認のしようもないんですよね。

間違えるとまた同じ轍を踏んでしまう。
いったん入ると辞めるのは面倒だから、慎重にならざるを得ません。

私には本当は習いたい先生がいた。
でもその先生は書道界の大御所。
私などが習えるとは思えない。

そこで、その大御所の弟子にまとを絞ってみた。
大御所ゆえ、弟子もいっぱいいるんですけどね。

色々調べたり、見学に行ったりして、「この方だわっ!」という先生に巡り合いました。
私よりずっと若い女性の先生だけど、力量は充分とお見受けした。
件の大御所の直弟子だ。

習いに行った初日に、パアッと目の前が開けたように感じました。

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今年はカサブランカの当たり年

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今年は我が家のカサブランカがたくさん咲いて、見事だった。

写真には写ってないけど、あと2、3本咲いていました。
もとの球根は確か3個だったはず。
球根を植えたのは3年前。

植えたままでも、翌年、翌々年にも芽を出して花を咲かせます。

でも、私の経験だと、3年目には貧弱になってしまって花も少ししか咲かないのが常だった。

ところが今年はむしろ「増えた?」と思うほど花の付きが旺盛。
実に香り高く美しい。
清楚にしてゴージャス。
うっとりする眺めだった。

このぶんでは、来年も期待できるかも。
花が終わっても茎と葉は枯れるまで残しておき、たまに肥料を与えて球根を太らせてます。
カサブランカの球根は1個800円くらいする。
非常に高いけど、3年も4年も咲いたら、元とった満足感あり。

カサブランカは当たりだったけど、アジサイは「ひとつも」咲かなかった。しょぼーん。
剪定したのが遅すぎたんですね。

今年は朝顔の苗を植えた。
大好きなヘブンリーブルーです。
子供のころから好きな朝顔。

でもうちの庭には植える所がないと思ってずっとあきらめていたんですが、考えに考えて2か所に植えてみました。
家人の協力を得て、添え木や網も設置した。
この暑さでどうかと思ったけど、今のところ旺盛な成長ぶりだ。

ヘブンリーブルーは秋までずっと咲く朝顔。
それなのに、苗はひとつ150円だったんですよ。
安すぎない?
申し訳ないような安さだ。




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コロナ再燃。なのに戦争とは?!

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前回、「コロナが収まってきたので世の中が動き出した」なんて書いたんだけど、あー、またまたコロナ再燃!
七波に突入した。

寄せては引き、引いてはまた寄せる、この波にはもう慣れた。
だけど、これ、いつまで続くんだろう??
誰も答えてくれないんだなあ。

コロナに感染したくないので、私はお茶の稽古はずっと休んでいた。
でも「感染も収まってきたことだから、4回目のワクチンを打ったら再開しよう」と思っていたところに、急激な感染者急増。
これではいつまでたっても始められません。

先日、コロナ感染者が減ったので、しばらく会っていなかった友人たちと一緒に会食して、楽しいひとときを過ごした。
「また近いうちに会おうね」と言って別れたのに、これではまた会えないじゃないですか。

8月には娘たち一家と旅行に行く予定だった。
でも、コロナの高波に襲われたので、旅行は中止することにした。
飛行機、新幹線、ホテル、皆、キャンセル。
楽しみにしていた孫たちが可哀そう。

でも、孫の学校はコロナのために学校閉鎖になり、兄弟の保育園児は登園不可になったとのこと。
親は仕事をやすまざるをえない状況におちいった。

疫病はびこり、外は炎熱に大雨、それに山火事。
地獄絵図さながらだ。

人類が皆、手を取り合って困難に立ち向かわなければならない時なのに、よくこんな時に戦争なんてできるな!
そのうえ、核兵器までちらつかせるとは!
歴史から何も学んでいないのか?!
これでは終末に突入するかもしれない。



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2022/06/19

世の中、動き出してきたようだ

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コロナ禍のため、停滞していた世の中だが、この頃、動き出してきたように思う。
いや、とっくに動いてはいたけど、私がいる高齢者界はたぶん動きが一番遅いんじゃないかと思う。
その高齢者界も動き出したようだ。

私が所属していたふたつのボランティア活動は、いずれも活動を中止していた。
だが最近徐々に開始する方向でお知らせがきた。

スポーツクラブはエアロビクスだけまだ開始していなかったけれど、今月から始めたらしい。
とはいえ、人数制限ありだけど。

コロナが収まったとは言い難いけど、いつまでも休んでられないなというところかな。

では、「もとどおりまた始めよう」となるかと言うと、ちょっと微妙。
だって、コロナ禍中の生活リズムがすでに定着しているから。
この生活リズムを崩すのはためらわれる。

たとえばスポーツクラブだけど、休んでいる間、私はずっとYou Tubeを見て自宅で運動する習慣になっていた。
この2年ほど、そのような生活リズムができているから、わざわざスポーツクラブまで出かける理由もなくなっている。

スポーツクラブの友人からお誘いがあったけど、もう行かないかもしれないな。
生徒さんが集まるかどうかインストラクターが心配していると聞けば、行かなくちゃ悪いような気分になる。
だけど、でもそのために行くことはできないかな。

コロナ以前は毎日のようにどこかに出かけて忙しくしていた。
コロナになってからはずっと暇だったけど、時間的に余裕がある生活をそれなりに楽しんでいたし、充実もしていたんですよね。
この生活も捨てがたい。

だから、たとえコロナが消えたとしても前の暮らしにそっくりそのまま戻るってことはないでしょうね。





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2022/06/07

歌舞伎座 「ふるあめりかに袖はぬらさじ」

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久しぶりの歌舞伎座。

新聞広告で2022年6月に「ふるあめりかに袖はぬらさじ」をやると知って、さっそくチケットを買いました。
「ふるあめりか」は以前にシネマ歌舞伎で見たことがあり、いつか舞台で見てみたいと思っていたんです。
念願がかないました。

ところで「ふるあめりか」をやるって私、知らなかったんですよね。
直前になって初めて知ったんです。

「おかしいなー、どうして私が把握していなかったんだろう?」

と腑に落ちなかったんですが、わかりました。

6月は仁左衛門が「世情浮名横櫛」をやる予定だった。
だけど頭に帯状疱疹ができてしまいかつらをかぶれなくなったので、急きょ演目を変更したらしいんです。
そのお知らせがサイトに出たのが5月12日。
初日は6月2日。

つまり20日くらいで、仕上げちゃったということなんですね。
すごい機動力だ!

新派の俳優がたくさん出演しているのもそれで納得。
新派でもやってた演目だから対応できるのでしょう。
河合雪之丞、喜多村緑郎らをまた歌舞伎座の舞台で見たわけだけど、何ら違和感なし。

また、老若の女優さんたちも出演。
これも良かったな。
特に芸者に扮した女優さんたちが実際に三味線を弾いていたのも素晴らしい。
華奢な女優さんたちを見ると、女形ってごついんだなあと改めて認識したりして。

女性演じる芸者を引き連れて、玉三郎が三味線を弾いてる図なんてのも珍しい。

もとから良く出来た面白い芝居。
舞台を見る楽しさを満喫いたしました。

ところで歌舞伎座はコロナ対策のためまだ全席を販売していない。

それはいいんだけど、席での飲食は相変わらずできない。
「ふるあめりか」は夜6時開演で9時頃終演。
だからいつどこで食事をするか悩みどころです。














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2022/05/30

「アラン復活・・・?!」

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先日、書店で「ポーの一族 秘密の花園2」を買ってきた。
発売は2021年11月。
発売されてたって知らなかったなあ。

その本を読み終えてから、

「ところでアランはどうなったわけ?  そっちのほうが重要だよね」

と思った。
アランが黒焦げの骨になり、それをエドガーはカバンに入れて持ち歩いてるっていう、衝撃の展開だったわけだけど。

どんな形にせよ、アランは必ず復活するだろうと私は思ってます。

そんなことを考えていたら、なんと、翌日の朝日新聞の朝刊の一面に上の広告が出ていた。
ここに少女漫画雑誌の広告が出るって前代未聞じゃないかな。

しかし、秘密の暗号みたいな広告だ。
これ読んで意味がわかる人は少ないでしょう。
わかる人はすぐにわかる。
秘密結社の合言葉的な?

と思っていたら、翌日、またまた朝刊に広告が出ていた。
今度はずっと大きい広告で、さらにカラーだ。
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これだけ異例の広告をうつってのは、最初に月刊フラワーズで「ポーの一族」の連載を再開したところ、爆発的に売れて再版したという経緯があったからでしょうね。
そして「ポーの一族」の読者層は私くらいのおばさんやおじさん。
だから新聞の読者と重なるってわけだね。

さあ、今度はどうかな?
売れるかな?

「アラン復活・・・?!」と「?!」がついてるから、きっとはっきりしないのかも。
一応復活したけど、とんでもないバケモノになったとか?

楽しみだ!

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2022/05/23

前に習っていた書道の先生は私を触発した

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部屋を片付けていたら以前の先生に習っていた時の作品が出てきた。

思わず、
「ああ、あの頃は熱中して書いてたなあ」
となつかしく思った。

その時の先生は女性で、「おばちゃん」的な先生だった。
でもすごくかっこいい書を書く「おばちゃん」だった。
「おばちゃん」は型にはまることを嫌う。
アナーキーというか、アバンギャルドというか、そんなところがある先生でしたね。

「お手本どおりに書かなくていいのよ」
「自分が書きたいように書いて」

といつもおっしゃっていたので、次第に生徒さんたちも伸び伸びと書くようになっていった。

私が仮名を初めて習い始めた頃、初心者にはなかなか難しく苦戦していた。
それでも、教科書に出ていた仮名作品の臨書をなんとか書き上げて持っていったら、

「なんだかつまらないわねえ」

と言われたのには驚いた。

「ええっ! 私、一生懸命書いたのにっ! (こんなにお手本そっくりに書いたのに!)」

と、いつもはおとなしい私が思わず言い返したくらいだ。(笑)

先生は言った。
「それはわかるけど、きれいに書くだけでなく、もっと極端なことをしてみて。この字をうんと小さくしてもいいんだし、行を斜めに書いてもいいのよ。最後の二文字だけ遠くに離して書いてもいいし」

ははあ、アバンギャルドを求めているのね。
しかし、字を書くだけでせいいっぱいの私にアバンギャルドを要求されてもそりゃあ無理というものと、その時は思った。

そういう先生なので、普通に書いただけでは喜ばない。
だから、あれこれとほかの書作品を見て参考にしたり、自分で工夫してみたり、私は書に熱中した。
そしてそれを先生に見せに教室に行くのが楽しみだった。
先生はいつもほめてくれたものだ。

5年くらいその先生のもとで習ったのだが、残念ながら先生が健康を害されたので解散となった。

そのあと習ったのが前回書いた古典の臨書しかしない男の先生だ。
奔放なところのある「おばちゃん」先生に習っていた私には、硬直したお爺さん先生は無理だったんですね。









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2022/05/22

書道教室を退会

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                 旧前田家本邸(目黒) 銀のカトラリー

私、書道教室を辞めたんです。

なぜかと言うと、このままではまったく展望が開けないと思ったから。
約2年間通ったんですが、することはほとんど同じことばかり。

ひとつは楷書の臨書。
もうひとつは中国古典の臨書。

そればかりが延々と続くだけ。
お手本を見て、お手本のとおりに書くだけ。
いずれも半紙に4文字。

それはオーソドックスな稽古かもしれないけど、「それだけ」やってると砂をかむような気分になってきた。

しかも、先生は私が書いた書に黙って二重丸をつけるだけ。
朱を入れることもあるけど、何も言わないから何を直しているのかわからない。
あるとき、聞いてみたら「もうちょっと左のほうがいいね」だって。
字の位置を直してたんですね。
非常にがっかりした。


こんな稽古ではまるで独学しているようなもの。
私は、「先生のひと言でよくわかったわ!  適切なアドバイスを得て格段に上達した!」
と思えるような指導を期待しているっていうのに、何も教えられている気がしない。

私が書にかける熱意にまったく応えてないなと思った。

しかも、「生徒は自分の手本のとおりに書いていればよいのだ」という考え方らしい。
お手本を離れて自分で工夫した書を書いて来た人に嫌味を言ったり、冷笑的な態度で無視したり。
指導者としての適性に欠けるふるまいだ。

高齢ゆえに自分がやってきたことをそのまま続けるしかできないのだろうか。

しかし、私だって先はそう長くはない。
書を書くには身体的にも精神的にもある程度のパワーがいる。
いつまでだって書けるわけではないのだ。

このまま無駄に時間を重ねるわけにはいかないと思って、私は退会いたしました。









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2022/05/10

私が●●●●●マンに似てるだって?!

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先日、娘一家と一緒に出かけた。

そのあと、娘たちと別れてから家人が言うには、

「娘ちゃんがあなたの後ろ姿を見て失礼なことを言ってたよ」

「なんですって!  どうせ後ろ姿が老けたとか言ったんでしょ!」

私はにわかに不機嫌になった。

「後ろ姿がカレーパンマンに似てるんだって」

カレーパンマン?!

しかも後ろ姿が?!

どういうこと?!

あとで聞いたら、私の髪型がカレーパンマンの輪郭に似ていたんだとか。
子供のころから突飛なことを言う子ではあったが、変わっていないようだ。

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2022/04/20

脊柱管狭窄症が治った??

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「あなた、体はどこも悪いところはないの?   自己管理がよくできているんでしょうねえ」

私がお茶のお点前をしていると、先生がそうおっしゃった。

「あ、私、脊柱管狭窄症なんです。立ち上がる時に足が痛むのでお稽古のときは鎮痛剤を飲んで来ているんですよ」

と答えたら、皆さん、驚いていた。
口には出さないけど、私も人並みに病気を持っているんです。

脊柱管狭窄症はほぼ10年になった。
歩いていると時々足が痛みだし、座って休まないと歩き続けることができない状態だった。

ところが!
この2か月ほど痛みがなくなったんです!
約2時間、1万歩以上歩いても、へっちゃら。
どうなっちゃったんでしょうか。

何が奏功したのか不明。
薬はずっと同じだし、思い当たることがないんですよね。

あるとしたら、運動(エアロとダンベル)かなあ。
ほぼ毎日、エアロをしてますが、エアロではかなり何度も膝上げをする。
この動きが腸腰筋を強化したのかも?
ダンベルは上腕や胸筋が中心だから脊柱管狭窄症とは関係がないような気がするけど、でも体幹強化にはなってるのかも。
(つまり、脊柱管狭窄症をわずらってはいてもエアロなどは支障なくできてるってことです)

ただ、坐骨神経痛は治っていない。
椅子から立ち上がった時など、腿裏からお尻にかけて痛い。
とりわけ、朝、起きたときは痛いですね。
脊柱管狭窄症から来ている痛みのはずなのに、こちらは従来どおり痛いのも解せない。

脊柱管狭窄症ってとても一般的な病気で、本もたくさん出ているし、健康雑誌でもよく特集している。
でも、どれも同じようなことばかり出ている。
治療の決定打はないらしい。

ただ、私のようになぜだかわからないけど、痛くなくなったという事例もあるわけで。

病院に行っても医者は同じ薬を出すだけ。
たぶん私などは軽症なんだろうから、誰にも心配されず、相談もできず、ひとりでああかこうかと考えてるだけ。
孤独な感じ‥‥

でも最近、友人が脊柱管狭窄症になったので「同病相憐れむ」仲となった。
10年前に私が発症したときは、

「そんなの病気じゃないわよ。ただの老化!」

と冷たい反応をしたことを反省するがよい。

ただし、症状は私よりずっと悪いようだ。










 

 

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2022/04/11

目黒川の桜

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目黒川なんていっても、東京のローカル河川。
池尻から唐突に始まって、羽田を経て東京湾まで続く狭くて短い川です。

だから目黒川の知名度は低いと思うけど、桜の季節だけ有名になっちゃうんですね。
目黒の権之助坂下から池尻まで両岸に桜が植えてあるために、見事な景色になるんです。
特に桜が両岸から川面に枝を張り出してあたかも懸崖作りのようになっているのがいい景色。
川と桜はつきものですね。

最近は中目黒界隈が有名になりすぎて、ものすごい人出。
警察まで出るありさま。
地元の人は「もう行かない」と言ってます。

主に若者が詰めかけて大変なことになっている。
今どきの人って並ぶのが好きみたいだから、桜も行列して見るのがいいのかしら?
私も近くまで行くことがあるけど、その混雑ぶりを見て回れ右してしまいます。

でもね、実は権之助坂下から下流も桜は続いているんですよ。
みんなそれを知らないらしくて、そこからは人はぐっと少なくなるの。

このあたりまでは東京湾のほうから船が上ってくる。
目黒川桜クルーズというのがあって、私も前に乗ったことがあります。
川面から見上げる東京の町はまた違って見えて楽しかったですね。

岸から船に向かって手を振ると、船に乗ってる人たちも振り返してくれます。
見ず知らずの人と手を振りあうなんて、桜の時期だけ。
いい感じでした。
五反田あたりまで歩いて引き返しました。

数日後には成城にも桜を見に行った。
ここも桜の名所。
落ち着いた住宅街に桜がずっと続いています。

でも、
「桜が散ったら誰が掃除をするんだろう。葉桜になったら虫がつくよね。秋の落ち葉は誰が掃除を?」
など気になった。
見るだけならいいけど、桜は手間がかかりますよね。
自分の家にはとても植えられない木。

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2022/04/04

桜を見に砧公園へ

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桜の時期に一度は訪れるのが砧公園です。
とても広い公園で、ゆるやかな曲面の芝生が広がっている。
ここに行くといつも、

「ユーミンいないかな」

と探しちゃうんですよね。
ここのジョギングコースを走っていると聞いたもので。

砧公園の桜は長い枝を伸ばした大きな木が多い。
特に何本かの桜をまとめて植えてあると、巨大な一本の桜に見える。
それが見事。
また、地面近くに大きな枝を張り出している桜が多いため桜の花を間近に見られる。
種類も染井吉野ばかりでなく、色々あります。

どちらかというと若いファミリー客が多く、ボール遊びをする子供たちの声が響いている。
また、外国人の花見客も多かった。
ホームパーティ的な雰囲気で10人くらいで立ったまま、飲み物片手にいつまでも談笑していた。
日本在住の外国人にもお花見が定着してきたんですかね?

砧公園の桜は夕方、西日になった頃がきれいだと思う。
桜ほど綺麗な花はないと思ってしまう。

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2022/04/01

多摩森林科学園 サクラ保存林

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多摩森林科学園のサクラ保存林に行ってきた。
高尾駅から徒歩10分ほど。
国立森林総合研究所に属している施設です。

桜と言っても、品種は多種多様。
特に江戸時代に新たな品種がたくさん作り出されたものの、それらは人の手で作られた桜だからほおっておけば消えてしまうんですよね。
だからこの科学園では伝統的栽培品種を収集、保全、研究しているとのこと。
約500栽培ライン(とパンフレットには書いてあるんですが、『栽培ライン』ってなんのことなんでしょうか?)、1400本が植えられている。

実に意義深い。

言って見れば桜の植物園みたいな感じなんですが、平坦な所に並べて植えてあるわけではない。
結構な山なんですよ。
軽登山の域なんじゃないかな。
足腰がしっかりしているうちじゃないと無理。

でもそれだけに山の中に桜が咲いている風情が素晴らしい。
春先のくすんだ緑色の木々の濃淡の中に、ところどころに桜の白っぽい花が点描したように咲いている。

ソメイヨシノだけを植えてあれば一斉に満開になって、一斉に散る豪勢な景色になるんだけど、ここではいろんな種類の桜が植えられているから開花期もさまざまで、一斉に満開になるようなことはないんですね。
だからいわゆる「桜の名所」とは一線を画しているんですが、それなりの楚々とした美しさがある。
山の中に桜がひっそりと咲いているような雰囲気なんです。

さらに、派手さがないからか私が行った日は人も少なくて静か。
小鳥の声だけが響いて、大変よろしゅうございました。
私は今回で3回目の訪問。
昨年、一昨年はコロナのために開園しなかったんですよ。

ところで「森の科学館」という施設にはいろんな展示がされている。
今回、面白いと思ったのは桜のDNA調査の件。
私が以前に読んだ本には、
「桜は栽培品種が非常に多く、300種類もある」
というようなことが書いてあった。

ところがDNAを調べたところ、異なる名前が付いている桜でも同じDNAのものがたくさんあったとか。
つまり、各地で「××桜」「○○桜」と色々な名称で呼んでいたものが、実は同じ桜だったということ。
だから、現在は200種くらいであることが判明したそうだ。
ありそうな話ですね。

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                     高尾の藪桜





 

 

 

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2022/03/30

ピアノ独習の味方、「You Tube 先生」

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パンデミックはいつまで続くのだろうか?
X年後に終息したとして、その時、このコロナ禍は私の人生の中でどのように位置づけられるのだろうか?

コロナ禍のため、外に出られなくなって時間ができた。
この機会にピアノと中国語を始めたことはコロナ禍のメリットと言っていい。

ピアノの独習は始めてから1年半くらいになった。
ほとんど毎日ピアノに向かっています。
今ではシャープが3つもついているような練習曲を弾いている自分に驚く。
いや、全然うまくはないんですけどね。

先生にもつかずにここまでやってこれたのは、ひとえに「You Tube先生」のおかげです。

You Tubeで探せば、バイエル、ツェルニー、グルリットといった作曲家の練習曲の動画はほとんど見つけることができる。
いろんなピアノの先生たちがYou Tubeにあげているからです。
先生がたの見本の演奏を聞けるので、どんな曲なのか、どんなふうに演奏するのかがわかる。

手元に楽譜しかなかったら、独学では歯が立たなかったと思うんですよね。

しかも、演奏だけでなく先生たちの解説がつく場合がある。
ほんとに習っているみたいで、実にありがたいです。
先生が、
「この曲はちょっと難しいです」
と言うと、
「そうか! じゃあ、私がなかなか弾けなくても無理はないのね?」
みたいに妙に安心したり。

レッスン料は払えないので、せめて「いいね」ボタンを押させてもらっています。

You Tubeでは実際に自分の演奏を聞いてもらってアドバイスを受けることはできない。
でも、私の性格上、過剰に頑張っちゃってレッスンがストレスフルなものになってしまう可能性があるので、今の方法がいいんじゃないかと思ってます。
そもそも人に聞かせることは考えていない。
ヘッドホンをつけてひとりで弾いてれば満足なんです。

ところで、先日、
「ピアノの授業を受ける場合、自宅でのレッスンは1日1時間はしてほしい。そうしないとレッスンが成り立たないから」
との先生の談話が出ていた。

そうでしょうねえ。
対面でのレッスンならそのくらい練習しないと、前に進めませんよね。

自分を振り返ってみると30~40分くらいしか練習してません。
もうちょっと増やそうかなー。







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2022/03/22

東京国立博物館 法隆寺宝物館

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東京国立博物館の敷地内に法隆寺宝物館がある。
見えにくい場所にあるからか訪れる人が少なくて、私は残念に思っている。
それは、建築そのものが大変美しいと思っているから。
もっと大勢の人に見てほしい。

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まず、入口までのアプローチ。
橋を渡って行くのです。
まるで三途の川を渡るかのようだけど、この水上を渡っていくことで心が静まって、法隆寺宝物と向き合う準備ができていくような気がする。

池はとても浅いので、たとえ落ちても問題はない。(濡れるけど)
だから低い手すりしかない。
手すりが目立たないことで、さらに「水上を渡る」感が強調されますね。

春はこの池に桜の花びらが散る。
春遅くには近くで御衣黄(ぎょいこう)という薄緑の桜が咲きます。

ひとつ注文をつけるとしたら、水音がすればもっと良かったのにと思う。
京都国立博物館にはよく似た池があるけど、そちらは水音がします。

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次に、ロビーの大きいガラス窓から見える風景。
明治期に建てられた表慶館の屋根が借景となり、植栽が季節ごとに美しい。
行った時はちょうど梅の季節だったけど、紅葉のときも綺麗だ。
あたかも屏風を広げたよう。

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さらにロビーに置かれた椅子。
この佇まいも端正だ。


革の椅子は有名なものらしいが、聞くところによると設計者の指定によるものらしい。
しかも、椅子を置く位置も指定されていて、そこから動かしてはだめなんだとか。(笑)

肝心の展示室は、初めて入ったときは息を飲みました。
多くの仏が斬新な方法で展示されていたから。

さらに1000年を超える布や香木、楽器などが、今ここで静まり返っていることに感動する。
場合によっては、伎楽面が展示されていることもあり、面からはそれをかぶって歌い踊ったであろう人の存在が伝わってくる。

というわけで、法隆寺宝物館はおすすめです。

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東京国立博物館特別展 「ポンペイ」

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「ポンペイ」展、見てきました。
面白かったですよ。
奇蹟のように残ったポンペイの遺物を日本でまのあたりにできるっていうのは、すごい。
関係者の皆様に感謝します。

また火山国日本に住む者としては他人事ではないと思いました。20220309_135850

しかし、ポンペイが繁栄した頃、日本は弥生時代だったというのが、衝撃的だ!
2000年前のポンペイは今と変わらない彫刻や絵画などがあって高い文明があったのに、こっちは埴輪かよ!的な?
(右は「ヒョウを抱くバックス」。左腕に小さいヒョウを抱いてます。体型はパリコレクションに出て来る男性モデルと変わらないと思う。2000年の間理想とされ、愛され続けてきた体型ってこと?)

弥生時代ってなんかつかみどころがないと思う。
土器と埴輪と古墳くらいしかイメージがわかないもの。
どんな文化があったのかなあ。

ま、それはいいとして。
「ポンペイ」展を見たあと食事をして、家路についていた。
静かな夜の住宅街、あたりに人影もなくなったとき私は夫に聞いた。

「今日さ、変な展示があったよね?」
「・・・あれ?」
「うん」

私は笑いの発作に襲われた。
笑いが爆発して、止められなくなった。
夫婦してゲラゲラと笑いながら歩いたのだった。

何がそんなにおかしかったかと言うと、男性性器が展示されていたからだ。
いや、裸体の彫刻はいくつかあったので男性性器は珍しくもなかったのだが、とてつもなくヘンな「彫刻」というか「モニュメント」というかがあったのだ。

「なぜこんなモノを作ったのか?!?!?!   これにどういう意味があるのか?!?!?!」

まったく理解できない。
会場でも皆さん困惑の体でその「性器」を取り囲んでいた。
誰かが、
「プッ」
なんて笑おうものなら、一斉に爆笑したかも。

あれだけヘンなものなのに、説明は一切ないの。
不親切だよね。
「個人の感想です」とか「諸説あります」でもいいから、説明してほしかったな。
多分、現代とは性器に対する価値観とか羞恥心などが大きく異なっていたんだろうとは思う。
でもまあ、あれが一番印象に残ってしまいました。

ところで、今回の「ポンペイ」展は撮影フリーだった。
それはいいんだけど、やはり心配したとおり、写真を撮りたいために絶対動こうとせず渋滞を引き起こしている人とか、写真を撮ることに夢中で後ろに人がいることを忘れてどんどん後退してきてぶつかりそうになる人とかが散見された。
写真を撮りたいなら、人がいないタイミングを狙って撮ってほしいな。


20220309_130609左の写真は「エメラルドの眼のヘビ型ブレスレット」。現代でもブルガリでそっくりなのを作ってますね。











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2022/02/25

3回目のワクチンを接種


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        東御苑にある諏訪の茶屋。姿がいいですね。明治の建物です。

先日、3回目の新型コロナウィルスのワクチンを打ってきました。
場所は大手町の大規模接種会場。

というのは、地元の世田谷区では3月半ばにしか打てないからです。
このところ感染者数が減ってきたとはいえ死亡する人は多いのでできるだけ早く打ちたかったんですよね。

それともうひとつの理由は東京国立博物館で開催されている「ポンペイ展」を見たいから。
4月3日までだから、その前にワクチンを打ってから見に行きたいと思ってます。


この大規模会場には予約開始初日にPCで申し込もうとしたんですが、次々満員になっていき、椅子取りゲーム状態に。
まるで人気チケットの争奪戦みたいで、つい、熱くなってしまいました。
でも、その時は途中であきらめた。
後日、再トライしたら普通に予約がとれました。

当日は予約時間の30分前に着いてしまったんですが、どんどん中に入れてもらった。
受付とか、問診票のチェックとか、かなりたくさんの人が対応しているのでまったく待つことなく進みました。
あれよあれよとまるでベルトコンベアに乗ってるみたい。

全行程、30分くらいで終わったような気がします。
ともあれ、早く打ててよかった。

私は翌日腕がやや痛い程度で、特に副反応はないようだ。
ただ、連れ合いは翌日の昼食後くらいから具合が悪くなって、下痢や嘔吐、食欲不振などで結構つらい思いをしていた。
熱はないんですけどね。

ちなみに大手町の会場は東御苑の近くなので、先に東御苑に行ってのんびりしました。
寒桜が咲いていて、メジロが蜜を食べていた。

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2022/02/24

お雛様を飾った

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いつもぎりぎりになってしまうので、今年は早くに出してみた。

五段飾りのお雛様もあったんだけど、それは寄付してしまったので、今はコンパクトなものだけ。

壁の色紙は母が女学生のときに描いたもの。
だから80年前くらいのものだ。
母の落款が入っている。
母の絵って、これしか見た記憶がないな。

手前のは私が生まれた時に、伯母が買ってくれたものだそうだ。
だから67年前くらい。
「伯母さんが伊勢丹で買ってくれた」
と母がうれしそうに言っていたものだ。
「伊勢丹」が重要らしい。

真ん中のは自分で買いました。
若い頃、南紀白浜から新宮、那智、熊野のほうに旅行したときのもの。
40年くらい前かな。
このお雛様は吉野山で買った土鈴。
冬だったので桜は咲いていなかったけど。

一番右のも土鈴。
母のものなので来歴は不明。
こけしっぽい顔をしているので東北かな?
これだけ台がなかったので、鎌倉彫の鍋敷きを敷いてみた。






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念願の「海ほたる」に行ってみた


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川崎駅前からバスで45分あまり。
東京湾を横切る海底トンネルアクアラインを行くと、「海ほたる」に到着した。

そこには東京湾の絶景が!

東京湾の中央くらいにある「海ほたる」からは360度の眺望が望める。
海はちょうど凪いでいて波はない。
あたかもまあるい湖の真ん中にいるかのような眺め。
東京湾って丸かったんだ!


江戸時代の浮世絵を見ると、江戸前の海には白い帆掛け舟がたくさん出ている。
ここに帆掛け舟(ヨット?)が浮かんでいたらさぞ美しい光景だっだたろう。

さらに海の背景には白い富士山が。
海から富士山を見ることはあまりなかったが、考えてみると北斎の「神奈川沖浪裏」も海から見た風景だ。


江戸の人にはこの眺めは身近なものだったのかも。

「海ほたる」は海上という特殊な場所にあるとはいえ、パーキングエリアだからひととおりのものが揃っている。
食事をして、眺めを見て、お土産ものを見たりして過ごした。
千葉県木更津市に属しているらしく、土産物は千葉県産のものが主。
私はピーナツ最中と落花生羊羹を買いました。

2時間ほど過ごして、またバスで川崎まで帰った。

この「海ほたる」ができてからすでに25年ほどたっているらしいのに、ぜんぜん知らなかった私……
知らないことって多いんですよね。

でも、改めて、東京湾は楽しめる!

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2022/02/20

自宅の初釜は茶箱

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                  床の間には額を掛けてみた。アラビアンナイトの絵です


かなり季節はずれの話題ですが、自宅の初釜は茶箱の花点前をしました。
夫婦ふたりだけの初釜です。


事前にひとりで稽古をしたんですが、一度として完璧にできなかったな。
別に完璧にする必要はないとは思うんですが、気になる!

ところで普段は師匠に教えられながら稽古するわけですが、そういう時って「あやつり人形」と化している。
つまり、師匠の言うとおりやっているだけで、手順について自分で考えてないわけ。

ひとりでやってみると、「なぜここでそうするのか」に気づくことがある。

なぜ箱から茶杓を出したあとに振出を出すのか? 
 →茶杓があると振出を出しにくいから

なぜそこで鉄瓶の蓋を閉めるのか?
 →次に鉄瓶の湯を茶碗に注ぐから

なぜそこで箱を前に出すのか?
 →道具を全部出したから

「鉄瓶の蓋を閉めるタイミングがわからない」
「箱を前に出すタイミングはいつなのか」

とか思っていたんですが、簡単なことだったんですね。
「師匠におまかせ」ばかりしてたから、気づかなかった。

鉄瓶で点前をすると、蓋の開け閉めが結構むずかしいと思う。
特に最後に蓋をきるのがうまくいかなくて緊張する。
蓋のつまみをよくつかめないから。
私だけ?


蓋をきるのにアタフタするのも嫌だから、忘れたふりをして蓋をしたままにしようかなと悪だくみしたり…
しかし、蓋をきらなかったらどうなるのかな?
鉄瓶の蓋には穴がないから、お湯が沸騰したら吹きだしたりするのかしら??

私、ためしにやってみました。
蓋を閉めたまま鉄瓶をガスにかけて、沸騰させてみたんです。

結果は、どうもならなかった。
別に吹きこぼれることもなかったですよ。
だったらきる必要はないのでは?
何か意味があるのかなあ。






 

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2022/02/11

お子様用抹茶茶碗

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                        左が赤楽、右がお子様用?大樋焼き

娘一家がやってきた時のこと。

娘夫婦に抹茶を出した。

それをめざとくみつけた5歳の孫息子。
駆け寄ってきて、


「何飲んでるの?   ぼくのは?」

と不満げ。

「あなたのもちゃんとあるわよ」

と私は孫に茶碗を出した。
入っているのはお茶ではなく、白湯。

それを飲んでおいしくなかったらしく、顔をしかめた。(笑)

私が食べていた小布施の栗落雁を見て食べたそう。
ちょっとだけやったら、嬉々として口に入れたもののたちまち顔がゆがむ。
嫌いだったみたい。(笑)

孫の茶碗は大樋焼き。
格別に小さいが、これは茶箱の和敬点前用のもの。
孫用に出しておいたんですよ。
ぴったりだったのでうれしい。




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2022/02/09

館山に行ってみた その2

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正月だからか、館山は静まり返った町だった。
しーんとして人影もまばらな印象。

20220101_144320 昔は江戸時代から館山往還という道があって栄えていたらしく、古い大きな商家がいくつか残っていた。
古い町なんですね。
また、町のあちらこちらに槙(まき)の垣根があり、美しい街並みを作っていた。

どの家も手入れがよく、角を立てて刈り込んである。
植木屋さんに頼むのか、自分たちで切るのか、どうなんだろう。

館山は海の眺めが素晴らしい。
富士山が海の向こうにくっきりと見え、まるで銭湯の絵のようだ!

千葉県からこんなに綺麗に富士山が見えるとは知らなかった。
さらに富士山の手前には三浦半島かどこかよくわからないが、対岸が見える。

なんだか、とても遠い所に来たような気分になった。

泊まったのはオーベルジュだ。

オーベルジュというのは、私の理解では泊まれるレストランという感じかな。
フランスの地方で、家族で経営しているレストラン兼ホテルという印象ですね。
日本で初めてオーベルジュを名乗る店が箱根にできたのは40年くらい前かと思う。

でも、館山の人里離れたような辺鄙なところにある店で、いったいどんな料理を出すのか不安はあった。
変なフランス料理もどきみたいなのが出てきたら嫌だなーと不安はありました。

ところが、非常にちゃんとしたオーソドックスなフランス料理だったので感心した。
満足いく料理でした。

こんな立地でもフランス料理の宿が成り立つとは、
『日本も変わったんだな』
と認識をあらたにしました。

その日は5組くらいの客がいた。
店主によくこんな場所でもお客さんが来ますねと聞いてみたら、

「今はネットを見てどこからでもいらっしゃいます」

とのこと。
確かに、私たちもネットで見て行ったものね。
店主からは店への感想や意見を求められ、しばし話し込んだ。

帰路はフェリーで東京湾を横切った。船旅気分。
フェリーって初めて乗ったので面白かった。
夕陽に富士山のシルエット。

着いたのは久里浜。
なんか、昭和的うらぶれ感が漂ってて旅のしめくくりには良かったかも。

館山、行ってよかったな。
知らない所にも行ったほうがいいね。

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2022/02/07

館山に行ってみた その1

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                         鋸山からの眺望

正月は千葉県の館山に行った。

旅行はどこに行くか、とても考える。
でも、結局はいつもの京都、箱根、伊豆、熱海といった所になってしまう。

今度こそ行ったことがない所に、と思って館山にしました。
だから館山を選んだ理由は特になかったんですよね。

房総半島というと「冬も陽光あふれる温暖の地」みたいな印象があるだけで、具体的にはなにひとつ知りませんでした。

でも海ほたるという所に行ってみたいと思っていたので、バスで行くことにした。
東京湾を横切るアクアラインという海中のトンネルを通って行くのです。

うちには車がないので、そういう所が珍しいの。

横浜から館山行きのバスで出発。

何より驚いたのはバスがベイブリッジを渡ったことなんですよね。
ベイブリッジは山下公園からいつも見てて、

「いつかあの橋を渡ってみたいなあ」

と夢見ていたんです。でも残念なことにベイブリッジには歩行者用の道はないらしい。
東京湾のレインボーブリッジにはあるのに。

だから念願のベイブリッジを渡ることができて喜びました。
さらにその景色に驚いた!

横浜港を海側から見たことがなかったから。
横浜の町の背景には富士山がくっきりとそびえていたんですよ。
いつも見ていた場所を反対側から見るとこんなに変わるんだということが実に新鮮でした。

さらに、ベイブリッジを渡ればどこに行くのかなんてこれまで考えたこともなかった。
ベイブリッジを過ぎると工場群を抜け、川崎を通り、羽田空港につながっていた。
羽田と横浜が意外に近いことにも驚いた。

つまり、驚いてばかりいたわけです。

手元のグーグルマップを見ていると、自分の現在地点は海の中を進んでいく。
アクアラインなんですね。
海ほたるってどんなとこなのか楽しみにしていたんですが、バスは止まらないのでいまひとつよくわからなかった。
いつか、海ほたるで降りて東京湾を見てみたいな。

そして、千葉県に上陸。
なんだか、海外に来たような気分。
ここ、台湾かな? なんてね。

千葉は急峻な山はなくて、なだらかな地形の印象。
特に竹林が多い。

「ふうむ、ここが里見八犬伝の本場かー」

などと思いつつ、館山に到着したのでした。








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2022/02/03

火箸が見つからないんです!

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その日のお茶会は、立礼でした。
立礼と言っても、御園棚ではなくて点茶盤です。

点茶盤は皆具なので、火箸を使います。
ところが火箸が見つからないんですよね。

道具を用意した人は、「絶対に入れました」と言うからどこかにはあるのかもしれないけど、とにかく見つからない。
でも、水屋用の火箸はあります。
万一の場合はこの水屋用火箸を使えばいいかなと思っていたところ……

その席は社中外のお茶席だったんですが、その席の先生が、

「そんな火箸を使うんだったら、私はこのお茶会はやりません」

と言い出すじゃありませんか!

私は内心、

『ヒエーッ😱』

と悲鳴をあげた。
そこまで言うのか!!
のっぺらぼうの水屋火箸なんて使うくらいなら、やらないほうがましっ! てこと?

お客さんは一般人だから、火箸のことなんかわからないし、見もしないと思うんだけどなあ。

でもその先生ほどのお茶人には耐えがたいことなんでしょうねえ。

ええい、なんとしても探し出さなければともう一度探したところ、ありました。
紙袋の底にかくれてた。
見逃した私が悪うございました。

いやはや、冷や汗をかいた思い出ですが、こんなことも経験ですよね。



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2022/02/01

かねへんにまる

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                             熱海・MOA美術館 光琳屋敷

お茶会をすると、いつも火箸と「かん」を探し回っているような気がする。
(「かん」とは釜を移動するために吊り下げる金属の輪っかのことです)

「ねえ、火箸、知らなーい?   火箸はー?」
「かんはー?   かん、どこ行ったの?」

こんな調子でいつも探し回っているような。
お茶会はいつもの稽古場とは違うところでするから勝手が違うし、いろんな人が右往左往するからこういう目立たないものは行方不明になりがちなんでしょうね。

両方ともなくてはどうにもならないものだから、みつからないと気が焦ります。
まあ、いつでも出て来るんですけど。

かんを入れるのにちょうどいい箱があったので、私は箱に入れようと思った。
そうすれば、わかりやすいかなと思って。
そして箱の上に大きな字で「かん」と書こうとしたのだけれど、漢字がわからない。

「かんってどう書くの?」

と誰にともなく大きな声で聞いてみた。
そうしたら、

「かねへんにまる」→

という答えが即座に返ってきた。
言われたとおりに「かねへんにまる」を書いたけど、思いもよらない漢字だった。
というか、これまで見たことないかも。

こんな漢字を知っているってすごいな、教養のある人だなと思ったことでした。







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2022/01/30

自宅限定でやってること

私はほぼ毎日、抹茶を点てて飲んでいる。

と言っても、お点前をしているわけではありませんよ。20220116_095216
台所で点てているのです。

冬になると厚手の茶碗で点てていますが、茶碗が冷え切っていると心まで冷えそう。
だから茶碗を温めるのですが、いい方法を考えた。
それは茶碗に半分くらいお湯を入れて、蓋をするのです。
そうすると蒸気が中にこもり、ふちまで温まるの。

ただし、自宅限定!
こんなとこ先生に見せたら大変!

抹茶は直接茶碗に茶漉しで漉して入れます。
これも自宅限定!

点てるのは普通に茶筅で点ててます。P1070650_20220130160701

それから茶杓なんですが、茶杓をしまうときは、布で拭くだけで洗ってはいけないということになっています。
私もそうしていたんですが、だんだん薄汚れてくるんですね。
特に裏側には汚れがつく。

だから茶杓は水洗いすることにしました。
もちろん自宅限定!

洗うとさっぱりときれいになります。
茶杓は濡れて形が変わってしまうことを嫌って水洗いを禁止しているのでしょうが、今のところは問題はなさそう。

聞いた話ですが、初心者の人が茶杓を食器洗い器で洗ったら、ピーンとまっすぐになってしまったとか。
食器洗い器は高温で洗って乾燥をするから、そんなこともあるかも。
さぞや驚いたことでしょうね。

「洗ってはいけない」と言えば、袱紗。
以前、「袱紗を洗濯してみた」という記事をあげたんですが、そのページは訪れる方がたえません。
きっと多くの人が「洗いたい!」と思っているんでしょうね。

でも、私が存じ上げているお茶の先生にも洗っている方がいましたよ。

「アイロンをかけるときは、縫い目のふくらみをつぶさないようにね」

というアドバイスをいただきました。











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2022/01/29

悪戦苦闘! 災害時用の炭 その5  熱中する理由

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                             浜離宮

なぜ私はこんなにも炭に熱中しているのか?

一番の理由は「災害に備える」ためです。

理由の二番は「炭について自信を持ちたい」から。
それは茶道には炭がつきものなんですが、私は炭の扱いに自信がないからです。

炭を間違いなくおこすには?
炭をおこすにはどのくらいの時間がかかるか?
このくらいの炭だと何時間ほどもつのか?
このお釜の水を沸かすのにどのくらいの炭がいるのか?

そういった勘がまるで働かないんですよね。
勘が働くようにするためには、日常生活の中で炭を使わないと駄目だとおもうんです。


だから、しばらく家で炭を使ってみるつもり。
そもそも、「災害時に備える」ためにも炭の扱いに習熟していないと備えになりません。
今は悪戦苦闘しているけど、そのプロセスも大事だと思ってます。

いつか炭に習熟して、お茶のときも自信を持ちたいものだ。
「さすが、ゆきさんっ!」
って言われたいなー。

お茶の教室によっては当番制をとっていて、当番は早く稽古場に来てその日の準備をするそうだ。炭の用意も当番の仕事なので自然に炭が扱えるようになるとのこと。20220130_145824
それはいいシステムだけど、どこでもできることではないですよね。

まあ、いろんなこと書いてますが、結局は炭が楽しいんですよ。
ああかな?   こうかな?  と、いろいろするのが楽しいの。
それに静かに赤く燃える炭を見るのが好き。

それが熱中する最大の理由だな。

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